家事の友、ホワイトビネガー

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こんにちは。

寒い日が続いています。
日本の寒波と足並みをそろえるかのように
フランスの気温もぐっと下がりました。
公園の池も凍っています。

さて、そんな寒い日々、
ホカホカの室内でからだを動かす = 掃除!
の話題です。

写真は、ホワイトビネガー。
スーパーの食料品売り場で購入。
1リットル1ユーロ程度。

これ、いろんな用途があること、ご存知でしょうか?

例えば;
・ 家具や床の拭き掃除(ドアやスイッチの手垢もキレイ!)
・ トイレ掃除(除菌もできます)
・ 窓や鏡拭き(安いからふんだんに使える)
・ 洗濯物の柔軟剤(匂いもサヨナラ)
・ まな板やザルの除菌(口に入っても安心)
・ お風呂場のカビ予防(スプレーひと吹き)
etc


スプレー容器に移して使うと
掃除に便利です。

あ、もちろん料理にも使えます!(笑)
一応調味料の棚で売っていますから。



この、
『掃除にビネガー』は、
実は、フランスの伝統的な家事の技。

実際今まで、色々なところで目にしました。
友人宅、
三ツ星レストラン(食器拭きに使用)、
近所のスーパーでも、棚の拭き掃除に使っていましたねー。


食品なので、口に入っても安心! 
香料アレルギーの人にも安心です。
その上、安い!! 
手放せません。
というか、気づいたらこれ1本になっていました。

もし、いちいち
ガラススプレー、柔軟剤、キッチン漂白剤・・・
と買っていたら、お金もかかるし、
収納場所も取られ、めんどうです。

ずぼらな人にこそ、シンプル家事!
オススメします。


パティスリーの三角包み

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フランスのパン屋さんでケーキを買うと、
それが1つか2つだったら
箱には入れず、
ピラミッド型に包んでくれます。

台紙の上にケーキを乗せたら
包装紙で手早くラッピング。
セロテープでとめるのは
せいぜい1箇所にして、
リボンで全体を固定したら出来上がり。
魔法を見ているよう💕

初めて見た時は感動しましたー!

『包む文化』の日本でも、最近
過剰包装は歓迎されない様子。
たとえ簡単包装だとしても、
この三角包みのように
もらって嬉しいパッケージって、ありますよね。


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*パティスリーの三角包みの名称は
「パケモンテ」と言います。




みんなにやさしい化粧品、の選び方

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毎日使う
クリームやファンデーション、マスカラetc
肌にも心にも気持ちよく
つけたいものです。

2013年、
EUは、化粧品の動物実験を禁止しました。
同時に、動物実験で開発された化粧品の輸入も禁止。
このニュースを聞いた時
「よかった・・・」と思ったものです 💕

よかった。
人間もやっとまともな判断をした、と、
そんな印象を持ちました 😃



私も40代の女性です、
コスメには興味があります。

40代になってびっくりしたのは、
基礎化粧品の良し悪しが、てきめんに現れること(ですよね?)。
だから
できれば、いいものを使いたい。
そしてできれば、手頃な値段のものを・・・
(消費者はわがまま!)

でも・・・もし、
私のシミを消すために、
たくさんの動物が犠牲になっているとしたら?


うーん・・・

そこまでする必要あるか?!



シミは嫌だけど、
そのために動物実験なんてしなくていいよ。
それよりも、
すでにあるもので、うまくやっていく方法があれば
それを使いたいなあ。
(レモンパックの改良版とか?? 😃 )



というわけで、
ちょっと検索したところ、
こちらのサイト「animalter」(仏文)が参考になりました。
http://www.animalter.com/le-blog/cosmetique/142-cosmetiques-non-testes-sur-les-animaux-quels-sont-les-labels-reellement-fiables


フランス、そしてヨーロッパの消費者が
化粧品や洗剤などを購入する場合、
「動物実験を行なわないメーカーのもの」を示す
認証マークがいくつかあります。
それら1つ1つを「animalter」が調査し、
本当に安心できる認証マークを調べた結果はこちら。

一覧表PDF


PDFに示された4つの認証マークが、
一切の動物実験と無関係との結果です。


他の認証マーク(例えば、かの有名なエコサート)の商品は、
中国に輸出されているのがネック。
なぜなら、かの地では
「国外からの輸入化粧品は、すべて
中国国内で動物実験を行う」
義務があり、
残念ながらこの中国に入った段階で、動物実験が行なわれてしまうという。
(これらすべて「animalter」より)

とはいえ、中国政府は
国内での化粧品開発では動物実験を禁止していますから
近い将来、輸入化粧品に関するこの義務も
見直されることでしょう。
なんといっても
日本政府はまだ、化粧品開発における動物実験を禁止していませんが
中国政府は禁止しているのですから。




さて、
気になる我らが日本の化粧品は
どうなっているのか?!
その現状を伝える、とてもいいサイトを見つけました。
crueltyfreebeauty.jp


私が想像していた以上に
各メーカー努力してくれているようです。
よかった!
毎朝、毎晩、
鏡に映る自分を見ながら、
この自分のために
多くの動物たちが苦しんでいる、
と思うのは・・・いやですよね。
・・・これは、単なるエゴかな?

でも、消費者も、メーカーも、
「あるもので何とかする」いい方法を
支持し、見つけて行けるといいなと思うのです。
crueltyfreebeauty.jp がラボに行ったアンケート結果の中には、
「すでに使用されている素材の成分中に
新しい効果を発見する」
ともありました。
こういう方向へ、ぜひ。


同時に、化粧品・日用品とは別ですが、
薬の開発には
たくさんの動物実験があること、覚えていたいと思っています。