1月6日、
パリ市長アンヌ・イダルゴさんが行った
新年の挨拶、
日本でも報道されましたか?
「今年春から、毎月1回日曜日に
シャンゼリゼ大通りは歩行者天国になります!」
新年早々、いいニュース 😃
私はもちろん、大賛成です!
(・・・車、持っていません)
去年、光化学スモッグの影響で
パリ市内が交通規制された時のこと、
車がほぼゼロになったコンコルド広場を歩いたらば・・・
それはそれは、もう、
本当に、本当に・・・
すばらしかったー!
青空にくっきり映える、歴史的モニュメントの数々・・・
パリって、こんなに美しかったんだ、
と、改めて感動しました。
あの感覚を、シャンゼリゼだけでも
毎月1回味わえるのは嬉しいです。
さすが女性市長!(性差別かな?)
これはもちろん、公害対策の取り組みの一つ。
昨年11月、パリで開催された
COP21の公約を受けたものです。
人類が初めて成功させた、地球規模の環境保護条約。
パリは早速、行動で示すのですね。
さて、
イダルゴ市長の挨拶の中には
もう一つ、重要な発表がありました。
「セーヌ川右岸の岸辺3.3Kmを、緑地化します」
チュイルリー公園からバスティーユ付近までの車道が、
長〜い遊歩道兼公園になるのだそうですよ!
以下、パリ市HPに、説明があります。
Pairs.fr
Paris.fr サイトに掲載されたイラスト地図の、
黄色のラインの部分が遊歩道区間です。
(上の紺色ラインは、車の通る車道のまま)
なんと、2016年夏の*「パリプラージュ」イベント後に
適用されるそうです。
*「パリプラージュ」は
毎年恒例、夏のお楽しみで、
セーヌ川沿いの車道が通行止めになり、
そこに
砂場やハンモック、移動図書館、ペタンク場など
アクティビティー施設が登場。
誰でも無料で利用出来る
実に太っ腹なイベントなのです。
今年は、この「パリプラージュ」終了後、
セーヌ河沿いの車道はずっと
歩行者に解放されるわけですね!
しかも、
セーヌ川にボートマーケットが登場し、
近郊のオーガニック食品を販売すると! ⛵️
素敵すぎますー。
今から実施が本当に楽しみ!
街は市民のためにある。
デモクラシーだなー、という感じです。
PS
写真の右端、車の通っている部分も
通行止になり、緑地化されます。
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