2016年夏、
パリ郊外のアパートを引っ越して
また、パリ市の住人に戻りました。
早いものでもうすぐ2年になります。
新しい住まいは、
パリでは「絶対にやめたほうがいい!」と言われる
地上階(日本の1階)。
今、こうしてパソコンを打っている私の
すぐ隣の歩道を
通行人が歩いて行く、という環境です。
引越し当初はビクビクしました!!
もうちょっとプライバシーが欲しい。
そこで今、
窓の下にプランターを置き、
通行人と窓の距離を作ろう、と狙っています。
パリ市が発行する『緑化許可証』を活用して!
2015年に始まった『緑化許可証』の制度は、
パリの住人たちが自由に街を緑化できるよう
支援するものです。
歩道や道路は公共のスペースなので
本来は植木鉢をおいたり、
花を植えたりすることはできません。
が、希望者に許可証を発行し、
パリを耕す(!)夢をかなえるのが『緑化許可証』。
待ちを歩いていると、
街路樹の根元を花壇にしたり、
歩道の手すりに植木鉢をおいたり、
いろんなアイデアを見ることができます。
皆さんもご存知の通り
パリの歩道は犬のフンやタバコの吸殻、
その他のあらゆるゴミがいっぱい・・・
そんな環境を改善するには、住人の意識改革が絶対に必要。
『緑化許可証』のおかげで、
住人たちの「街の美化」に対する意識が
少しずつ変わるはずです。
ひとまず私の『緑化許可証』、早く届かないかな・・・
この記事へのコメント